「オハイオ大大学院修了」社民・東門議員が学歴詐称

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040302-00000104-yom-soci

修了に必要な修士論文を提出しないまま帰国し、修了証書も受け取っていない。東門議員は「修士論文は帰国後に提出するつもりだったが、仕事などで忙しく書けなくなった。最初の出馬の際、最終学歴をどう表記するか周囲と話し合った上で、修了とした」と話している。

「話し合った上で、修了とした」って、落ち度が無いかのように言ってますが、普通はこの方の言うとおり、

 斎藤文男・九州大名誉教授(憲法)の話「奨学制度を利用している点などから、(学歴詐称問題の)古賀潤一郎議員と同列には論じられないが、大学院では、修士論文が認められて初めて修了と言うのは常識。仮に単位を取ったのなら、単位取得と書くべきだ」(読売新聞)

単位取得っていうべきでしょうね。というか、論文も書かずに「修了」なんて書くなと言いたい。アメリカはたしか在学期限が無いって聞いたことがあるので同列に出来ませんが、日本だと在学期限があるので、大抵は「単位取得退学」になります。社会学の博士課程の場合だと、学位博士の論文は出さずに就職してしまうことが多かったので(最近はそんなこと無いようです。友人が博論を書いていないと、公募にも出せないって言ってますから)、在職中の大学教員にはかなり多くの人が「博士課程単位取得退学」になっています(というか博士号を持っている先生から習ったこと無いな。。。。)。

こんなところで開き直ってしまうような人には投票したいとは思わんなあ。まあ、自分の選挙区じゃないけど。